パッチノート 9.9
AETHER, SHIO SHOUJOによる
皆さん、こんにちは!(5月時点では)今年最大であり、かつ令和元年最初でもあるパッチ9.9へようこそ!
今回は一部のスキルがあまりにも重要であるが故に、特定のプレイヤーランク帯でのみ暴れ回っていた(そして、それ以外のランク帯では苦戦していた)エイトロックスとタム・ケンチに大きな変更を行ないます。また、ソラカも再評価の対象となっており、彼女の本来の姿─味方への支援を中心としたサポート─に戻すための変更を行っています。新しいチャンピオンと比較して見劣りしないよう、何体かのチャンピオンにはビジュアル面でのアップデートも行なわれます!
これらに加えて、ルーンパスの多様性を改善すべく、多くのルーンに調整を行い、ほかの選択肢と競り合えるようにもしています。
それでは、(現時点では)今年一番長いパッチノート、覚悟してお読みください!
Paul "Aether" Perscheid
Hanna “shio shoujo” Woo
ミッドパッチアップデート
2019年4月30日(太平洋標準時)
バグ修正
ヤスオ
バグ修正ヤスオのQ - 抜刀がE - 風薙ぎとのコンボで使用される際に、カメラ視点を切り替えるとクールダウンが消失していた不具合を修正しました
パッチ・ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=SpnRzBSDIIM
チャンピオン
エイトロックス
固有スキルによる攻撃で自身を回復するようになり、「破砕者」は削除。Qのクールダウンを調整、ダメージが上昇。Wのスロウ効果が一定になり、クールダウンが延長。Eの回復の発動条件を調整。Rの復活は確定で発生する効果ではなくなり、キルまたはアシストの獲得でRの効果時間が延長されて復活効果が発動するように。Rの移動速度増加効果を調整、復活時の回復量が増加。大幅な調整となっておりますので、以下の変更内容をきちんとご確認ください。
エイトロックスが抱えている問題について、一体どこからお話ししたものでしょうか……?その根底にあるのは、リワークによって獲得した“復活能力を盾にしたダイブ性能と一連のコンボによるキル確保能力”です。とはいえ、単純な数値調整で復活能力の弱体化を図るのではなく、スキル全般の仕様変更を通じて(とくにプロシーンにおいて重宝されている)安定したパフォーマンスを犠牲にすることで、エイトロックスのテーマに即したパワーを与えることにしました。とくに復活効果については発動が不確実となったため、それを埋め合わせるための強化がこの変更の大部分を占めています。
全体として、今回の変更によりエイトロックスのプレイスタイルはブルーザー及び体力吸収系タンク寄りになり、その強みも“オールインダイブ時のワンコンキル性能”だけではなく、命を喰らう闘争の化身に相応しい、多岐に渡るものになるはずです
基本ステータス
体力自動回復8 ⇒ 3
固有スキル - 死兆の構え
削除破砕者チャンピオンの体力回復量とシールド獲得量を低下させなくなりました
NEW回復を頼む与えた追加物理ダメージと同量の体力を回復するようになりました
追加ダメージ対象の最大体力の8~16%(チャンピオンレベル1~18) ⇒ 対象の最大体力の5~10%(チャンピオンレベル1~18)
クールダウン25秒 ⇒ 15秒
クールダウン還元スキル使用および「ダーキンブレード」の剣先範囲がチャンピオンに命中するごとに2秒 ⇒ 敵チャンピオンまたは大型モンスターに通常攻撃またはスキルが命中するごと、および「ダーキンブレード」の剣先範囲がチャンピオンに命中するごとに2秒
モンスターに対する最大追加ダメージ400 ⇒ 100
ピクチャー・パーフェクトエイトロックスの通常攻撃に一致するように攻撃判定のフレームを調整しました
Q - ダーキンブレード
クールダウンタイマー開始1段目使用時 ⇒ Qの3段目使用後またはQの使用可能時間終了後
クールダウン16/15/14/13/12秒 ⇒ 14/12/10/8/6秒
基本ダメージ10/25/40/55/70 ⇒ 10/30/50/70/90
W - 炎獄の鎖
スロウ効果15/20/25/30/35% ⇒ スキルレベルにかかわらず25%
クールダウン18/17/16/15/14秒 ⇒ 26/23/20/17/14秒
E - 影進撃
削除攻撃力1.5秒間、15/25/35/45/55の攻撃力を付与することはなくなりました
回復発動条件チャンピオンに対する物理ダメージ ⇒ チャンピオンに対する継続ダメージ以外のあらゆるダメージ(回復割合は変更なし)
R - ワールドエンダー
削除回生「ワールドエンダー」効果中に体力がゼロになっても3.25秒かけて復活することはなくなりました。ただし……
NEWメンタルリセットォ!キルまたはアシストを獲得すると「ワールドエンダー」の効果時間が5秒延長、移動速度増加効果が更新され、さらに「ワールドエンダー」効果中に体力がゼロになると復活できるようになりました
削除記憶喪失復活する際にエイトロックスに付与されている一時的なバフ効果(「征服者」のスタックなど)が消滅しなくなりました
増加移動速度使用時に1秒間、そして「ワールドエンダー」効果中の非戦闘時に移動速度が120/180/240増加(固定値) ⇒ 移動速度が60/80/100%増加し、「ワールドエンダー」の効果時間をかけて徐々に減衰
削除フレンドリーフィアー使用時に周囲の味方ミニオンにフィアー効果を与えなくなりました
NEW生存本能「ワールドエンダー」効果中、自身への体力回復効果が40/55/70%増加するようになりました
クールダウンタイマー開始「ワールドエンダー」効果時間終了後 ⇒ 使用時
クールダウン160/140/120秒 ⇒ 140/120/100秒
詠唱時間0.5秒 ⇒ 0.25秒
復活中のスロウ効果25% ⇒ 99%
復活中の回復量自身の最大体力の15~50%(「ブラッドウェル」量に応じる) ⇒ 自身の最大体力の30%
ブリッツクランク
固有スキルのシールド量を調整。Rの自動効果が通常攻撃の対象をマークし、少し遅れてさらなるダメージを与えるように変更。デフォルトスキンと一部のスキンのビジュアルエフェクトをアップデート。
そのグラブ能力でみんなに愛されるブリッツクランクはしかし、それ以外にできることがありません。グラブがクールダウン中でもできることを増やし、対チャンピオン時の挙動をアップデート、近代化します。
ビジュアルエフェクトのアップデート
通常攻撃命中時エフェクトが新しくなりました
錆びついたブリッツクランクより錆びつきました
ピルトーヴァー ブリッツクランクWのエフェクトの色を変更し、エフェクト自体も整理して視認性を上げました
IBLITZCRANKQのエフェクトを整理して視認性を上げ、Wで走る際にジェットパックを起動するようにしました
バトルボス ブリッツクランクRに少しだけ赤色を追加しました
ダークランサー ブリッツクランクRの視覚的ノイズを排除しました
ライトランサー ブリッツクランクRの視覚的ノイズを排除しました
固有スキル - マナバリア
シールド量自身の現在マナの50% ⇒ 自身の最大マナの30%
ビジュアルエフェクトシールドのエフェクトを整理し、視認性を上げました
Q - ロケットグラブ
ビジュアルエフェクト表示されるグラブの幅と距離を実際のヒットボックスに近づけ、詠唱時のエフェクトを簡略化、視認性を上げました
W - オーバードライブ
ビジュアルエフェクトよりバチバチするようになりました
E - パワーフィスト
ビジュアルエフェクト電気エフェクトを強化、命中時にアッパーカットを放つように変更
R - イナズマフィールド
削除自動効果ランダムな対象に雷を落として100/200/300(+魔力×0.2)のダメージを与えなくなりました
NEW自動効果アルティメットスキルがクールダウン中でない限り、通常攻撃が命中した対象をマークし、1秒後に50/100/150(+魔力×0.3)のダメージを与えるようになりました
ビジュアルエフェクト効果範囲を表示するように変更、自身の体に纏う電気エフェクトを整理しました
ラカン
基本体力、物理防御、魔法防御、レベルアップごとの魔法防御増加が上昇。基本攻撃力が低下。Wのダッシュ速度が増加。Rの詠唱時間を調整して詠唱中はWとフラッシュを使えないように。
ラカンのR>Wコンボは、“スキルキットにおけるパワー予算”の大部分を占めてしまっています。「W - 華麗なる登場」によって戦場を飛び回ることこそがラカンをラカンたらしめ、そのゲームプレイを面白くしている要因ですので、「R - みんなオレに夢中」の効力を下げることで浮いた予算を使い、ほかの要素を強化することにしました。
基本ステータス
体力480 ⇒ 540
物理防御29 ⇒ 32
攻撃力70 ⇒ 62
魔法防御30 ⇒ 32.1
レベルアップごとの魔法防御増加0.5 ⇒ 1.25
W - 華麗なる登場
ダッシュ速度1500 ⇒ 1700
R - みんなオレに夢中
まずはストレッチ「みんなオレに夢中」の最初の0.5秒間は「華麗なる登場」と「フラッシュ」を使用できなくなりました
ソラカ
Qのクールダウンと増加移動速度を調整、味方と自身への強化された体力回復量が増加、ダメージが低下。Eのクールダウンが短縮、コストがスキルレベルに応じて増加するように、ダメージが高スキルレベルで低下。
ソラカがレーンから敵を押し出すことができるとすれば、それは相方への回復・支援効果によって間接的に達成されるべきであり、彼女自身が叩き出す回避不能なダメージによって実現されるべきではないでしょう。ソラカがレーン戦においてある程度のポークダメージを出せること自体に問題はないのですが、E上げビルドに対抗する手段が現実的に存在しない点については大いに問題アリだと言えます。
今回の変更は、Q>Wコンボの効力を増やし、レーンの相方が享受できるメリットも強化することで、彼女を縄張り意識が強いヤギではなく、お友達に寄り添い支えるヒツジさんとしてプレイしてもらえるようにすることを狙ったものです。
Q - 星のささやき
クールダウンスキルレベルにかかわらず5秒 ⇒ 8/7/6/5/4秒
「再生」の自身に対する回復量4秒かけて56/64/72/80/88(+魔力×0.4) ⇒ 5秒かけて60/80/100/120/140(+魔力×0.5)
「再生」の味方に対する回復量42/56/72/90/110(+魔力×0.3/0.35/0.4/0.45/0.5) ⇒ 5秒かけて60/80/100/120/140(+魔力×0.5)
継続回復判定ごとに同量の体力を回復 ⇒ 効果適用直後の方が効果終了間際よりも体力回復量が増加
ダメージ70/110/150/190/230(+魔力×0.35) ⇒ 60/95/130/165/200(+魔力×0.35)
「再生」による増加移動速度敵チャンピオンから離れる方向に動いている場合に10% ⇒ 移動速度が14/18/22/26/30%増加して徐々に減少
W - 星霊の癒し
ツールチップ使用に必要な最小体力量が明示されるようになりました
E - 星の静寂
クールダウン24/22/20/18/16秒 ⇒ 20/19/18/17/16秒
コスト70マナ ⇒ 70/75/80/85/90マナ
ダメージ70/110/150/190/230(+魔力×0.40) ⇒ 70/95/120/145/170(+魔力×0.40)
R - 星に願いを
ツールチップ体力が低下した味方への体力回復量が表示されるようになりました
タム・ケンチ
固有スキルの追加ダメージが固定値に。Qのスロウ効果時間、射程、スロウ効果が増加し、クールダウンを調整。Wが使用対象が敵でも味方でも自身に行動妨害効果を付与するようになり、敵に使用した場合はマナが還元されるように。Eの回復量とシールド量が増加、マナを消費しないように。Rの射程を調整し、クールダウンが延長。
タム・ケンチの「W - 丸呑み」は基本スキルにしてはあまりにも強力な性能を有しており、(ほかのスキルの有用性に関係なく)彼をプロシーンにおいて非常に優先順位の高いピック足らしめる要因となっています。そこで今回、味方に対する「W - 丸呑み」など、とくにプロに好まれているスキルを大幅に弱体化し、その分のパワーを基本ステータスやほかのスキルへと再配分することにしました。
基本ステータス
体力540 ⇒ 600
レベルアップごとの体力102 ⇒ 100
移動速度335 ⇒ 345
固有スキル - 舌慣らし
追加ダメージ自身の最大体力の1.25/1.5/1.75%(チャンピオンレベル1/7/13) ⇒ レベルにかかわらず自身の最大体力の1.5%
Q - 味見
スロウ効果時間1.5秒 ⇒ 2秒
クールダウンスキルレベルにかかわらず5秒 ⇒ 8/7/6/5/4秒
舌の射程800 ⇒ 900
スロウ効果30/40/50/60/70% ⇒ 50/55/60/65/70%
W - 丸呑み/吐き出し
NEW味方を丸呑み自身に「釘付け」を付与、さらに移動速度を95%低下させるようになりました(敵チャンピオンを丸呑みした場合と同じです)
NEWマナ還元敵チャンピオンを「丸呑み」した場合はマナコストの50%を還元
マナコスト60マナ ⇒ 100マナ
クールダウン28/25/22/19/16秒 ⇒ スキルレベルにかかわらず20秒
ミニオンを吐き出した際の基本ダメージ100/150/200/250/300 ⇒ 100/135/170/205/240
吐き出した敵チャンピオンに対するダメージ対象の最大体力の20/24/28/32/36%(+魔力100ごとに0.02) ⇒ 100/135/170/205/240(対象の最大体力の5/7/9/11/13%)(+魔力100ごとに0.02)
E - ゆるゆる皮膜
体力回復量灰色の体力の15/20/25/30/35% ⇒ 灰色の体力の20/25/30/35/40%
シールド量灰色の体力の70/75/80/85/90% ⇒ 灰色の体力の80/85/90/95/100%
削除コスト50マナを消費しなくなりました。タダです!
R - 船旅
移動可能距離4500/5500/6500 ⇒ 2500/5500/8500
クールダウン120/110/100秒 ⇒ 140/130/120秒
チャンピオンへのシンプルな変更
アカリ
Wのインビジブル効果解除時に延長される効果時間が短縮、低スキルレベルでクールダウンが延長。
とくにレーン戦においてあまりにも強力な煙幕の自衛能力を弱体化し、相手側が付け込めるスキを増やしました。
W - 黄昏の帳
インビジブル効果解除時に延長される効果時間3秒 ⇒ 2秒
クールダウン21/19/17/15/13秒 ⇒ 25/22/19/16/13秒
ダリウス
Qの回復量とダメージが増加。
ダリウスが乱闘の真っ只中へと飛び込んだ際の成功条件を緩和しました。
Q - 皆殺しの斧
体力回復量ダリウスの減少体力の12/24/36%(刃部分が敵1/2/3体以上に命中した場合) ⇒ ダリウスの減少体力の15/30/45%(刃部分が敵1/2/3体以上に命中した場合)
ダメージ40/70/100/130/160(+合計攻撃力×1.0/1.1/1.2/1.3/1.4) ⇒ 50/80/110/140/170(+合計攻撃力×1.0/1.1/1.2/1.3/1.4)
エコー
基本攻撃力が増加。高スキルレベルでEのコストが低下。
レーン戦でのラストヒットの取りやすさ、ジャングルでのキャンプクリア能力、そして「シーン」との相性を向上しました。
基本ステータス
攻撃力55 ⇒ 58
E - フェイズダイブ
マナコスト40/50/60/70/80マナ ⇒ 40/45/50/55/60マナ
ヘカリム
Qの追加ダメージが減少。Eの最小および最大ダメージが高スキルレベルで減少。
戦闘中にどんどん強化されていくヘカリムのプレイスタイル自体は良い感じなのですが、最近のバフによって再びワンパン馬ンと化してしまうようになったのは問題と言えます。長期戦闘やジャングル内での遭遇戦において、相手側に多少なりとも生存のチャンスが生まれるよう、全体的なダメージを低下させることにしました。
Q - ランページ
追加ダメージスタックごとに10% ⇒ スタックごとに5%
E - チャージ
最小ダメージ45/80/115/150/185 ⇒ 45/75/105/135/165
最大ダメージ90/160/230/300/370 ⇒ 90/150/210/270/330
ジャーヴァンⅣ
基本体力、基本マナ、基本マナ自動回復が減少。Wの命中した敵チャンピオン1体あたりの追加シールド量が減少し、スキルレベルによらず一定に。Eのクールダウンが延長。
基本ステータスの数値を整理するとともに、ジャーヴァンIVの“プランB”とも言えるQ>W上げビルドを弱体化することにしました。
基本ステータス
体力571.2 ⇒ 570
マナ302.3 ⇒ 300
マナ自動回復6.756 ⇒ 6.5
W - ゴールデンイージス
追加シールド量命中した敵チャンピオン1体につきジャーヴァンⅣの最大体力の2.0/2.25/2.5/2.75/3.0% ⇒ 命中した敵チャンピオン1体につきジャーヴァンⅣの最大体力の1.5%
E - デマーシアの旗印
クールダウン11秒 ⇒ 12秒
ケネン
Eの増加防御力を削除。増加防御力をRに追加。
ケネンのE上げビルドは有用なシーンこそ多くはないものの、彼の弱点をあまりにも上手くカバーできてしまっています。増加防御力をアルティメットへと移すことで、1つのスキルでカバーできる範囲を狭めることにしました。
E - 疾風迅雷
削除防御力効果時間中、10/20/30/40/50の増加物理防御と増加魔法防御を付与しなくなりました
R - 雷撃の大嵐
NEW防御力効果時間中、20/40/60の増加物理防御と増加魔法防御を付与するようになりました
キンドレッド
固有スキルの印が出現する時間が後ろ倒しに。
下にあるリフトスカトルへの変更に合わせて調整を行いました。……おっと、ネタバレをお許しください。
固有スキル - キンドレッドの刻印
印の初出現のタイミング2:05 ⇒ 3:15
リサンドラ
Wのダメージが高スキルレベルで上昇。
9.7での弱体化は、狙い通りリサンドラのウェーブクリア速度を大きく低下させました。しかし、このパッチでは彼女のようなチャンピオンたちを対象とした「アフターショック」への弱体化(詳しくは「ルーン」のセクションを参照)が行われるため、敵と接近戦を行う際のパワーを少しだけ強化することにしました。
W - リング・オブ・フロスト
基本ダメージ70/100/130/160/190(+魔力×0.3) ⇒ 70/105/140/175/210(+魔力×0.5)
マオカイ
Qの基本ダメージが増加。
マオカイは現状、あまり活躍できていないようです。トップレーンとジャングルを見下ろす巨木へと成長できるよう、少々の水と陽の光を与えることにしました。
Q - 茨打ち
基本ダメージ65/105/145/185/225(+魔力×0.4) ⇒ 70/115/160/205/250(+魔力×0.4)
モルガナ
Eのクールダウンが延長、シールド量が減少。
9.7での弱体化を経てなお、モルガナは強すぎる状態にあると言えます。今回は彼女のシールドに注目し、使用後に生まれる彼女(とレーンの相方)のスキを少し伸ばすことにしました。
E - ブラックシールド
クールダウン23/21/19/17/15秒 ⇒ 26/24/22/20/18秒
シールド量70/140/210/280/350 ⇒ 60/120/180/240/300
レク=サイ
基本攻撃力とレベルアップごとの基本攻撃力が減少。強化されたQのクールダウンを延長。Eの最小ダメージと確定ダメージが低下。
レク=サイは“該当するロールにおいて必須ピックとなっているが故のナーフ”対象のうちの1体です。その牙を数本抜き、また基本ステータスの数値を整理することで、一石二鳥の問題解決を狙うことにしました。
基本ステータス
基本攻撃力65.5 ⇒ 64
レベルアップごとの基本攻撃力3.35 ⇒ 3
潜伏中のQ - 獲物定め
クールダウン11/10/9/8/7秒 ⇒ 12/11.5/11/10.5/10秒
E - 激情の牙
最小ダメージ55/65/75/85/95 ⇒ 50/60/70/80/90
強化時の確定ダメージ110/130/150/170/190 ⇒ 100/120/140/160/180
シャコ
「スイープレンズ」でステルス状態のWを即座に発見、起動できないように。
シャコのトレードマークであるおもちゃを安全な距離からほぼリスクなしで無効化されることがなくなるよう、「スイープレンズ」で「W - びっくり箱」を起動できなくなるよう変更しました。
W - びっくり箱
オコンニチハスイープレンズ 「びっくり箱」を可視化して即座に起動させる ⇒ 「びっくり箱」を可視化するのみ
NEWイタチが飛び出さない「びっくり箱」に小さな発動範囲インジケーターを追加しました
シェン
レベルアップごとの攻撃速度が上昇。Eのダメージ反映率が増加。
トップレーンで活躍できるように強化しました。
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃速度2% ⇒ 3%
E - 殺気駆け
基本ダメージ50/75/100/125/150(+増加体力×0.12) ⇒ 50/75/100/125/150(+増加体力×0.15)
サイラス
Wの基本ダメージが増加。
9.7にてサイラスから沢山のパワーを盗みましたが、今回はその一部をお返しすることにしました。以前の変更によって生み出されたスキは依然として残るでしょうが、対戦相手に反撃できるだけの力は取り戻せるはずです。
W - 王殺し
基本ダメージ50/75/100/125/150 ⇒ 60/90/120/150/180
ボリベア
Wの増加攻撃速度が上昇。
キャンプクリア速度を向上することで、ほかのジャングラーたちに対する競争力を高めました。
W - 獰猛
増加攻撃速度スタックごとに4/8/12/16/20(最大3スタック) ⇒ スタックごとに9/13/17/21/25(最大3スタック)
アイテム
削除
ハンターポーション
「ハンターポーション」は弱く、使用率も低いアイテムとなっています。現環境では必要性が感じられないため、ゲームから削除することにしました。
マナムネ
攻撃力が増加。
エズリアルメインたちよ、朗報である。
基本ステータス
攻撃力25 ⇒ 35
ムラマナムラマナにも適用されます
ビジュアルエフェクト&効果音のアップデート
アッシュ
アッシュのビジュアルエフェクト全体にアップデートを行い、視覚的ノイズを排除してゲームプレイ上の視認性を高め、ほかの新しいフレヨルドのチャンピオンたちに雰囲気を近づけました。
通常攻撃より霜っぽさを感じられるよう、矢のモデルを新しくしました
固有スキル - フロストショットより霜っぽく、よりクールになりました
Q - レンジャーフォーカスより氷っぽく、またより光るようになりました
W - ボレー視覚的ノイズを排除すると共に、矢をよりはっきりとさせました
E - スカウトホークタカのモデルをアップデートしました。基本的にアニビアのヒナような見た目です
R - クリスタルアロー当たり判定をより明確に示す、新しい矢のモデルを用意しました
ケイトリン
ケイトリンらしさは残しながら、ピルトーヴァー/ヘクステックらしさを強調すべき部分ではビジュアルエフェクトを強化。エフェクトを近代化してインパクトを高め、ゲームプレイ上の視認性を向上させました。
通常攻撃視覚的ノイズを排除し、命中時に新たなエフェクトを追加しました
固有スキル - ヘッドショットヘッドショットの弾に新モデルとエフェクトを採用し、視認性を向上させました
Q - ピースメーカー視覚的ノイズを排除し、当たり判定の幅を示すインジケーターを追加して視認性を向上させ、命中時のエフェクトをアップデートしました
W - ヨードルトラップ発動時の視覚的ノイズを減少させ、スネア効果のエフェクトを整理して視認性を上げました。さらに、味方のトラップは青く光るようになりました
E - L-90 カリバーネットエフェクトを整理し、さらに当たり判定により近い幅の弾を発射するようになりました
R - ブルズアイ対象に表示されるエフェクトの視覚的ノイズを削減し、タイミングを改善して、新しい詠唱時、弾、そして命中時エフェクトを追加しました
ヘッドハンター ケイトリン各発射物の視認性を向上させ、Qの当たり幅を示すインジケーターを追加しました
月の生霊ケイトリン各発射物の視認性を向上させ、Qのエフェクトの幅をデフォルトスキンの新エフェクトに合わせて調整しました。また、Rのチャージ中と命中時エフェクトの視認性も向上させました。
ジャックス
ビジュアルエフェクトがよりシャープになりインパクトも増し、ゲームプレイ上の視認性も向上しました。
通常攻撃視認性を向上させ、パンチを効かせました
Q - リープストライク視認性を向上させました
W - パワーバッシュ発動時の視認性が向上し、街灯に炎を追加しました
E - カウンターストライク視認性を向上させ、スタン効果範囲を示すインジケーターを追加しました
R - グランドマスター視認性を向上させ、砂のパーティクルを追加し、3段目の攻撃の視認性と爽快感を高めました
無双ジャックス全スキルに新たなパーティクルを追加しました
神の杖ジャックスデフォルトスキンの変更に合わせ、Eにスタン効果範囲を示すインジケーターを追加しました
レネクトン
以前に行われたビジュアルエフェクトのアップデートに合うよう、レネクトンのスキル関連の効果音を整理し、よりわかりやすくしました。
固有スキル - 激情の支配唸り声を聞きやすくして、スキル使用時のインパクトを高めました
Q - ミートカット対象に命中した際の斬撃音を強調しました
W - メッタ斬りヒュンヒュン音を増やして、サウンドを整理しました
E - スライス・アンド・ダイスさらにパンチを効かせました
R - セベクの怒り吹き荒れる瓦礫のサウンドを増やし、不必要なサウンドを削除しました
ルーン
アフターショック
物理・魔法防御がチャンピオンレベルに比例して上昇しなくなる代わりに、今後はチャンピオンレベルに応じた上限値まで、他の増加防御力値が反映されるように。ダメージに攻撃力と魔力が反映されないように。
「アフターショック」は様々なチャンピオンによって使われており、中でも強力な行動妨害能力を備えたチャンピオンからその瞬間的な耐久力ブーストを目当てに採用されることの多いルーンとなっています。現在のところ、その特性を最も活かしているのはメイジと言えるでしょう――超強力な防御性能と使用者の魔力が乗った範囲ダメージは、対戦相手に対抗する余地を与えないほどに強力です。こうしたケースを解消すべく、「アフターショック」の反映率をあらゆる使用チャンピオンにおいて同等に作用するよう調整することにしました。
増加物理防御敵チャンピオンへの移動不能効果付与時に70~120(チャンピオンレベルに応じて変化) ⇒ 敵チャンピオンへの移動不能効果付与時に70(+増加物理防御x0.5、チャンピオンレベルに応じて最大80~150)
増加魔法防御敵チャンピオンへの移動不能効果付与時に70~120(チャンピオンレベルに応じて変化) ⇒ 敵チャンピオンへの移動不能効果付与時に70(+増加魔法防御x0.5、チャンピオンレベルに応じて最大80~150)
ダメージチャンピオンレベルに応じて10~120(+最大体力x0.03)(+増加攻撃力x0.15)(+魔力x0.1) ⇒ チャンピオンレベルに応じて10~120(+最大体力x0.04)
細かいルーンの調整
全般的にルーンの能力を下げすぎていたようですので、特定のロールやクラス向けになりすぎない形で性能を高めることにしました。対象となるルーンは“調整することで「天啓」のマイナールーンとより近いパワーになる”ものに限り、それらと比べて高いパフォーマンスを発揮しているサステイン系ルーンに関してはノータッチになっています。
ボーンアーマー
軽減するダメージ25~50(チャンピオンレベルに応じて変化) ⇒ 30~60(チャンピオンレベルに応じて変化)
追い風
「追い風」については、用途が限られるこれまでの方向性からは少し外れ、より多くのプレイヤーにより多くのシチュエーションで使ってもらえるよう変更しました。これまでの「追い風」筆頭ユーザーにとって、必ずしも有利に働くとは限らない内容ではありますが、ほかのルーンとのパワーレベルの差は縮まるはずです。
自動効果すべて移動速度ボーナスの効果が10%上昇 ⇒ 移動速度が1%上昇 + すべての移動速度ボーナスの効果が7%上昇
追い打ち
追加ダメージ8~40(チャンピオンレベルに応じて変化) ⇒ 10~45(チャンピオンレベルに応じて変化)
心身調整
試合開始10分後の物理・魔法防御増加物理・魔法防御+8 ⇒ 増加物理・魔法防御+9
打ちこわし
ツールチップ次の「打ちこわし」による強化通常攻撃のダメージ量が表示されるようになりました
ゴーストポロ
NEWみいつけた「ゴーストポロ」での敵発見時に追加でアダプティブフォースを2獲得(最大ステータス値は変化なし)
魔法の靴
「魔法の靴」はほかの選択肢を大きく引き離すほどのパフォーマンスを発揮してしまっています。今回は多くのチャンピオンにとって有効な選択肢である点は変えずに、とはいえほかのルーンが全く考慮されないほどではなくなるようにしました。
獲得タイミング試合開始から10分後(キルまたはアシスト獲得ごとに30秒短縮) ⇒ 試合開始から12分後(キルまたはアシスト獲得ごとに45秒短縮)
執拗な賞金首狩り
非戦闘時の移動速度8(スタックごとに+8) ⇒ 10(スタックごとに+9)
追火
追加ダメージ10~30(チャンピオンレベルに応じて変化) ⇒ 15~35(チャンピオンレベルに応じて変化)
至極の賞金首狩り
アルティメットスキルのクールダウン短縮5%(スタックごとに+3%)、スタック最大で20% ⇒ 5%(スタックごとに+4%)、スタック最大で25%
リフトスカトル
スカトルの初出現タイミングを後ろ倒しに。
現環境において、初出現時のスカトル確保にはジャングラーと各レーナーの協力が必要不可欠ですが、これは双方にとってフラストレーションが溜まる原因となっています――この“レベル2になっているかどうかも怪しい試合時間2分”時点でほぼ強制的に発生する競り合いのために、ジャングラーとレーナーはそれぞれ、レベル2とレベル1で強いチャンピオンをピックせざるを得なくなっているのです。
そこで今回、リフトスカトルの出現を後ろ倒しにすることで、スカトル確保前に計画を立て、試合状況を把握するための猶予を作り出すことにしました。この変更により、早いスカトル確保に向いた特定のチャンピオンを選ぶ必要性も薄れるでしょう。
また、これは試合序盤でのジャングル経験値のナーフを目的とした変更ではない点も明記しておきたいと思います。リフトスカトルのレベルはその時点での平均レベルに基づくため、多くの場合で試合開始2分後に出現していた時よりもスカトルのレベルが高くなり、倒したときに得られるゴールドや経験値も増えることになるはずです。
初出現タイミング2:00 ⇒ 3:15
バグ修正
黄金クロマの「氷剣のイレリア」の復活アニメーション中に、浮遊する剣のサウンドが再生されない不具合を修正しました
プッシュ・トゥ・トークを有効にした状態でプレイヤーがリーグボイスに初めて参加した際に、割り当てられたキーバインドを押していないにも関わらず音声が拾われてしまう不具合を修正しました
「古の賢樹ルブラン」と「漆黒のルブラン」がデフォルトスキンのR - 再演を使わなくなりました
ルブランがQ - シジルマリスを使用した際、またはR - 再演: シジルマリスとW - ディストーションを短時間で連続使用した際に、正しくマークが発動しないことがある不具合を修正しました
タリヤのR - ウィーバーウォールのスキルアイコンに再使用可能アニメーションが表示され続ける不具合を修正しました
ケインがR - 真影侵壊の発動直後に再発動した際、「真影侵壊」の終了前にケインのモデルが表示される不具合を修正しました
試合の観戦中に、ドラゴンが死んでいないにも関わらず、HUDにドラゴンのアイコンが表示されてしまう不具合を修正しました
チャンピオン選択からの離脱に成功した際に通知が届く機能を追加しました。失敗した場合には通知は届きません
ランクにおけるLP減少が再有効化されました
ツイステッドツリーライン(ランク)が利用できない地域において、ランクプロフィールが正しく表示されない不具合を修正しました
ケイルがR - 聖なる審判を使用した際に動かなくなり、その後、別の場所にテレポートすることがある不具合を修正しました
近日公開のスキンとクロマ
今回のパッチで、以下のスキンがリリースされます。高解像度のスプラッシュアートをリーグ・ディスプレイで手に入れましょう!
覇者アリスター
今回のパッチで、以下のクロマが公開されます。
覇者アリスター
覇者ヴァルス
覇者カルマ
チャレンジャー ニダリー
チャレンジャー アーリ